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横手のスポーツ界に新風?!ニュースポーツ「ネオテニス」の魅力とは

何が問題かと言えば運動不足である。

ウォーキングやら雪寄せやら様々な運動はしてきたが、季節が限られていたり、「己との戦い」に敗れて長続きしなかったりと、何かと理由をつけて結局ぐうたらな生活に戻ってしまうのだ。

スポーツ立市・横手市の住民でありながらそれはいかんだろう~、ということで、長続きできそうなスポーツの条件を考えたのだが。

通年スポーツで相手がいてゲーム性があって、なおかつ初心者でもできるスポーツ。
だからといって勝敗でギスギスすることもなく、むしろ参加者が笑顔で続けられるスポーツ。
ついでに、老いも若きもそれなりに互角に渡り合えるスポーツ。

そんなスポーツだったらなんとかいけそう。

しかしここまで都合のいいスポーツがあるものか。

あったのだ。

それが「ネオテニス」なのである。

IMG_1922.jpg
てぇぇぇぇい!!

■東京・八王子生まれのニュースポーツ「ネオテニス」

「ネオテニス」とは、バドミントンのラケットでスポンジボールを打ち合うという球技である。
コートはバドミントンのコートを使い、ネットの高さは1m。
基本ダブルスで行い、11点先取で勝利という極めてシンプルなゲームだ。

IMG_1879.jpg
設営も簡単です

で、このスポーツ、実は日本の東京・八王子生まれ。
平成8年に八王子市体育指導委員会協議会が原案を考案したという、極めて新しいニュースポーツなのだ。

室内で天候に左右されず、ルールも簡単で子供からお年寄りまで気軽に始められるという、いいことづくめの「ネオテニス」。

そんな素敵な流行の最先端を追っているサークルがこの横手には存在するのだ。

■きっかけは「ミラクル」

「ネオテニス」に興味が沸いた理由は、このスポーツの情報がアケヲ・たくやそれぞれに全く別ルートから入ってきたことであった。

私アケヲは実家の父がやっていたことで知り、夫たくやは仕事先のSさんから勧誘を受けて初めて知ったというのだ。

Sさんは夫婦共通の知人であるが、父と同じ「ネオテニス」をしていたという話は微塵も聞いたことがなかったし、たくやもまた父が「ネオテニス」をしているという情報は知らなかった。

更にいうと、父は我々がSさんの知人であることを知らず、Sさんも我々が父の娘夫婦であることを知らなかったのだ。

全てが点と線で結びついたとき、一同は大爆笑した。

驚き
お互いがお互いの関係性を報告。それにしても、何故人は驚きすぎると笑いが起こるのだろう

そんな人間同士の接着剤のような効果をもたらす「ネオテニス」の魅力にもっと迫りたい。

運動不足解消ももちろんのこと、そこにあるプラスアルファを探るべく、我々夫妻は思い切ってそのサークルに参加することにしたのだ。

■横手の「ネオテニス」サークル、「チームネオプレ」にタモリ魂をみる

毎週火曜日の午後7時、横手市のあさくら館という公民館の体育館で「チームネオプレ」は「ネオテニス」を楽しんでいる。

IMG_1890.jpg
「正式なサークル名教えてください」と言ったら「ほれ」と見せられた公民館の利用者数報告書

メンバーは12、3人と推測される。
というのも、「来たい日、来れる時間帯に勝手に来る」のが信条なので、フルメンバーが揃うということがあまりなく、長年在籍している父すらも「わかんね」という状況なのである。ゆるゆるである。

また下は中学生から上は還暦過ぎまでと幅広く、どの年齢層の人でも「場違い感」を感じることもないため、臆することなく参加できるのも魅力だ。

元々は6年ほど前に、某官公庁の職員+その知り合いの方4名で始めたサークルだったという。
その官公庁の署長さん(現在は退部)が八王子でこの「ネオテニス」にはまり、その後赴任してきたこの横手の地でも是非行いたいということで「チームネオプレ」が発足したのだそうだ。

その後、同僚、メンバーの友人知人、友人の子供である中学生、メンバーの娘夫婦というように、「人が人を呼ぶ」という状況でサークルは大きくなっていったのだ。

その結果、全く関係のないところですでに知人であったSさんともつながって、一つの輪が完成した。

WA!
関係性を示した図

「笑っていいとも!」の「友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の、輪っ!」を見事に具現化しているではないか。
タモリって真理ついててすげーなぁ。

■「ネオテニス」に話を戻そう

人とのつながりも大事だが、肝心のプレーのほうに話を戻そう。

前述の通り、使う道具は柔らかいスポンジボールとバドミントンのラケットだ。
他のスポーツ用品よりも比較的安価で、始めるにあたってはハードルが低い。

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私の場合はバドミントン経験者の夫たくやからラケットをパクった譲り受けた

あとはただコートに出て、飛んできたボールをワンバウンド以内(ノーバウンドでもOK)で打ち返す、その繰り返しだ。

IMG_1908.jpg
時には軽~く

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そして時にはアクティブに

まぁ口で言っても伝わりにくいので、動画を見ていただこう。



慣れると余裕で会話をしながらラリーができます

動画を見ていただければわかるように、ボールのスピードは強く打ってもさほど速くなく、ワンバウンドしたものもあまり高く跳ね返らないので、落ち着いてタイミングを計り、距離感と力加減さえつかめれば、初日からでもそこそこラリーはできてしまうのである。

ところで「チームネオプレ」は実践主義。

ゴリゴリ文系の私は体育会系に偏った固定観念を持っていて、「最初は玉ひろい」「壁打ち」「先輩のお水を持っていく」などの雑用をやらなければコートには立てないと思っていた。

「基本練習とかないから、もう実践で感覚つかむしかないから。玉がコート内に入ればそれでいいから」というざっくりとした説明でいきなりコートに立たせられ試合開始。初日の開始15分での話だ。

結果、玉砕ではあったが、「サーブが入った、嬉しい!」「打ち返せた!楽しい!」という小さな喜びの積み重ねがクセになっていった。

こうした魅力もまた、勝負にこだわる学校の部活にはない、個人サークルならではの強みであろう。

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この日はサークルに通いだしてから5回目。そのくせ調子こいてジャンピングサーブを極めようとするの図(結局アウト)

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「逃げちゃだめだ!」とボールに突進し果敢に拾いに行くの図(結局アウト)

■「ネオテニス」最大の魅力とは

運動神経ゼロの初心者で、ゲームは毎回ラブゲームすれすれで、普通だったらへこんで立ち直れない状況でも(こんな状況を作り出すのは私だけかもしれないが)、「ネオテニス」だけはずっとやり続けたいと思わせるものがある。

前述のとおり、一個一個の小さな上達の喜びもその一つ。

そしてそれ以上に、「老若男女が集う場での様々な交流がある」ということが最大の魅力のような気がする。

日頃から夫たくやと「『ネオテニス』来てる中学生たちって幸せだよな。人生の先輩にいろんなこと教わって、大人社会での立ち振る舞いを学んで。学校の先生と親ぐらいしか、大人に接することないし、恵まれた機会だよな」と話していたのだが、人生の先輩であるところの大人メンバーもまた「若い子と一緒にいるとパワーもらえてるから、私たちも幸せなんですよ」とのことだった。

人を選ばないスポーツ「ネオテニス」は、こうした異世代間のふれあいの場として機能しているのだ。

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「あと、義理の親子の仲も良くなるなんて超理想だよね。夫婦仲はどう?」と言われてコートを見たら、夫たくやが父とラリーしてた。ちなみに夫婦仲はたまにギスギスする。

世知辛い世の中、人間関係に疲れることも多いが、「ネオテニス」があれば大概の悩みは解決するような気がする。
ボールを「嫌なアイツの頭」だと思ってバシバシ打ってストレス解消、人生の先輩方による相談会付き。

こんな贅沢なひと時を、是非多くの人に過ごしてもらいたいと思った次第である。

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ちなみに「チームネオプレ」では、お茶会もついてくる。会費は無料ですが、何かお菓子を持ち寄るとメンバーが大変喜びます。この日は花見だんご・あっぱれだんごでおなじみの老舗和菓子屋・かぶき屋さんの桜餅とうぐいす餅。春ですね。

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あと、調子に乗ってもいいけど、怪我には注意しましょう。学生時代以来のすりむき傷の痛みに、懐かしさを覚えている場合ではありません。入浴がとてつもなく苦行でした

あ、ちなみに、来月は毎週日曜日に変更になってます。
参加されたい方はお間違えの無いようにー。

(アケヲ)
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Tag:コネタ  Trackback:0 comment:1 

不毛の3月を乗り越えろ!ザ・他力本願!ネタおくれ!のお知らせ

いつも当ブログ「ちょっとそこまでいってみた」をご愛読くださりありがとうございます。

さて、事件です。

横手の雪まつりも終わり、降雪も一段落し、ふと周りを見渡すと

ネタが

なくなって

しまいました(汗)


冬が終わってむやみやたらと出歩くようになったらそれなりの発見もあるかもしれませんが、この「まだ寒いし雪溶けてないし、どんなメディアも取り上げていないような我々好みのイベントもこれから先ないし」というわけで、これから先春になろうとしている時ではありますが、このブログに至っては

超氷河期です。


過去記事で取り上げたものの掘り返しでも構いませんし(「隠れかまくら」や「横手で世界一周」などのネタで新たに発見した物件など)、「これ調べてほしい!」ということでもOKですし、「俺を載せろ!」でも大歓迎ですので、ネタください(懇願)

かまくらんかん
過去事例1:ちゃっかりかまくらモチーフとなっている物件を探す

煙突1
過去事例2:横手のシスティナ礼拝堂の煙突と言い張る

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過去事例3:愉快なおじさんと語らう

CIMG8551.jpg
過去事例4:体を張って雪国の漢らしさを伝える


ちなみに筆者のアケヲさんは学生時代真面目にお勉強をしなかったので、あまりお堅いことになるとイーッ!ってなってしまいます。

某の歴史について詳しく~とか言われてもきっとちんぷんかんぷんでしょう(横手城の歴史戊辰戦争の流れ一つ説明するにもあの体たらくですし)。

ましてや物理生物科学数学といった理系分野に関しては、聞いただけでじんましんが出てしまいます。


図解
美術系も苦手です

あまり肩ひじを張らずに、ラジオのはがき職人のように、ごくごくくだらないネタをどしどしお寄せいただければ大変喜びます。

そして特に景品は出ません。
「いい人だな~」とアケヲさんの中での株が上がるだけです(爆)

それでもいいよ!という奇特な方がいらっしゃいましたら、このブログのコメント欄か、
メールアドレス officeway0523@gmail.com までご連絡くださいませ。

なお、お寄せいただいたネタが全て採用になるとは限りませんのでそこはご了承くださいませ。

この荒野に花を咲かせるのはアナタだ!!

(アケヲ)



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Tag:その他  Trackback:0 comment:0 

ビジネスシーンに横手弁を~顧客対応編~ その2

3.クレーム対応編

さて、ここにきて一番の難関である「クレーム対応」だ。
スムーズな人間関係なんていう前に、相手はすでにお怒りで戦闘モードで人間関係をぶち壊しに来ている。
ただでさえ容易でないこのビジネスシーンに、横手弁はどれだけ有効に働くのか。

では、例によって標準語から。


標準語によるクレーム対応

ごくごく正しいクレーム対応だが、普段絶対そんな口調ではないだろうというほどの丁寧な口調。
それがかえって不自然さを生み出し、相手に不快感を与えている。
さらには、相手の怒りを鎮めるために、「アケヲさんだったらできると思って~」という気の利いた一言を言ったつもりが、結局嫌味に聞こえてしまったというおまけつき。

しかし、同じ内容でも横手弁ならこうなる。


横手弁によるクレーム対応

ビジネスクレーム対応-002

「あや!」だの「さいさい」だのといった心の叫びを表す横手弁は、「お客様の心中お察しいたします。大変でしたね」という「同意のアピール」として大変に有効だ。
「ああ、一応心配してくれてるんだな」と相手の心が溶けかけたところで、ようやく「アケヲさんならできると思って~」という一言が、この場合は嫌味ではなく「え、評価してくれてたんだ、えへえへ」という褒め言葉に変わるのだ。
そして、「これからお伺いして再度ご説明を~」などという回りくどい言い回しで無駄に時間を取られるより、「そっちゃ行ったってもいいすか?」という潔さ。ビジネスはスピーディーに簡潔に。「話が早い奴」と、アフターフォローで逆に評価を伸ばすことも可能だ。

■「方言女子」に対抗して「横手弁ビジネスマン」をブームにしたい

「横手弁丸出しでビジネスなんて失礼ではないか?きちんとした標準語を使いこなすことが礼儀なのではないか?」
そんな心配は皆無である。

横手弁は容易に相手の懐に入り込み、スムーズなコミュニケーションを創出するための武器なのだ。
臆することなく、大いに活用すべきなのである。

横手弁を使えるビジネスマンはデキるビジネスマン。
「横手弁ビジネスマン」ブームが近い将来全国的なブームとなり、週刊誌にも特集が組まれ、ビジネス書が発刊される日もそう遠くはないと思う。

そうなったあかつきには、横手弁指導をサイドビジネスとして立ち上げたいと思うので、是非ご用命いただきたい。

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連絡まってらんしど!

(アケヲ)
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Tag:コネタ  Trackback:0 comment:0 

ビジネスシーンに横手弁を~顧客対応編~ その1

「方言女子」がもてはやされて久しい。
「語感のかわいさがそれを話す女子の魅力をアップさせる」「話すときに肩ひじを張らなくてもいいから一緒にいて心地よい」というのが主な理由のようだ。

そんな女子にあこがれて、私も横手の方言を普段から活用しているが、悲しいかな「どうみても地元婦人会のナンバー2が話しているようにしか聞こえない」と言われてしまう。まぁそれはそれであこがれているところではあるのだが。
度を越えたゴリゴリの横手弁を女性が使うことは、どうやらかわいらしいという魅力を引き出すというよりかは、おばちゃん度を増す要因になってしまうようである(使う人の資質の問題かもしれないが)。

しかし、そんな横手弁も状況によっては非常に有効なツールとして働く。

しかもその状況下においては「方言女子」のように「かわいらしいお嬢さんがゆるめの方言を使うことで発揮される魅力」というのではなく、老若男女問わず、どんなにきつい方言を使ってもよい方向にしか転ばないのだ。

それがビジネスシーンなのである。

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横手のビジネスマンがお教えします!

■どんなビジネスシーンにもしっくりくる横手弁

1.名刺交換編

ビジネスの基本は、まず己が何者であるかを相手に知らしめること。その自己アピールの場が「名刺交換」だ。
名前と所属の入ったカードを差し出すだけではなく、プラスアルファの会話力がビジネスシーンでは要求される。
果たして、横手弁を活用することによってそれがいかんなく発揮され、顧客の心を捉えることができるのか。

標準語と比較してみよう。


標準語による名刺交換

自己アピールをしたいあまり、唐突に出身地などを話してみるも、相手は忙しい身。余計な無駄話だといわんばかりの冷たい対応だ。

では、横手弁ではどうか。


横手弁による名刺交換

ビジネス名刺交換-002

「北風と太陽」の話にもあるように、何事も相手から自発的に行動を起こさせるのが最も良い方法である。
この場合、柔らかい語感によるいい人オーラの創出、横手弁という親近感があいまって、見事に相手から自身に歩み寄ってきているのがわかる。

ちなみに、会話内にもあるが、横手では「苗字によって出身地域を特定する」ということが往々にしてある。
「この地域にこうした苗字が多い」というのは全国的にも見られる傾向ではあるが、横手に至ってはそれが特に細分化されているため、よく話題に上りやすい。
余談だが、私の旧姓「高橋」は全国第3位のありふれた苗字であるが、それですら「横手の○○ていう集落のところ出身?」と聞かれたことがある。しかも、居住区は違うが、その集落の方々と私は親戚であったのだ。
恐るべし横手コミュニティ。

2.集金編

ビジネスでは「金の話」を抜きにはできないが、非常にデリケートな話題である。
殊、集金ともなればより一層細やかな神経の使い方をしなければならない。
いかにして相手の面目を保ちつつ、金を引き出させることができるか。

これも検証してみよう。

まずは標準語。


標準語による集金

売買は契約だ。だから、払わないほうが契約不履行として罰せられるべきだし、立場は弱いはずだ。
しかし、一筋縄ではいかないのがコミュニケーションの難しさでもある。
下手には出てみたものの、「金の話」という厳しいテーマの中において相手を崩すことは容易ではないことが良くわかる事例である。

一方、横手弁ではこうなる。


横手弁による集金

ビジネス集金-002

「金の話」をするには、まずムード作りが重要だ。
緊張感を取り除き、この人はいい人だから金を渡しても大丈夫!と思わせること、そして、そんないい人を困らせてはいけないと思わせること。
そうした「人の感情」にダイレクトに訴えかけてくるのが、このマイルドな語感の横手弁なのだ。
ギスギスした人間関係も、全てを優しく包み込む。まるで特濃牛乳のようだ。

その2へ続く
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横手の「ぼんでん」が芸術の祭典だった その2

6.アクション系

頭飾りは、動かない代わりにその表現力で躍動感を生み出すというのが定説であった。
しかし、その概念を打ち破った作品がこちらである。



画質が悪くて見にくいかもしれないが、これは中央にいるおじさんがスコップで雪をかいており、しばらくすると背後にさくらが咲く、という仕掛けのあるぼんでんなのだ。

写真 1
おじさん、雪をかく
写真 2
せっせ、せっせ…おや?
写真 3
春だー!!

雪深い横手市民にとっての春の訪れ、この大いなる喜びを複雑な仕掛けによって再現したこの作品。
からくりというデジタルな側面と、横手市民の心情というアナログな側面の複合体。
まさにぼんでん界の新時代といっても過言ではないだろう。

7.グローバル系

ぼんでん界の新時代、それは「動く頭飾り」に限ったことではない。
ワールドワイドな視点から、日本の伝統行事と世界との融合を図った作品というのもまた一つのニューウェーブといえよう。
そんな作品がこちら。

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ペガサスwithスーパーこまち
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ぼんでんにはふさわしくない?何をいう、私の辞書に不可能という文字はない!そして越えていくのはアルプスではなく奥羽山脈だ!

ヨーロッパの神話とヨーロッパの英雄。
一見ミスマッチに見えるこれらの素材も、なんと堂々としていることだろうか。
小さな片田舎の行事で終わることなく、世界中へはばたいていく。そんなぼんでんの無限の可能性を示した作品である。

8.流行モノ系

常に流行の最先端にいることは、今の世の中ではなかなか難しいものである。
そんな中においても、的確に世の流れを把握し、最新の情報を提示してくれるのがこのぼんでんだったりする。

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お父さん、なんか今あのくまみたいなキャラクター流行ってるらしいわよ

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「お・も・て・な・し」って言葉よく聞くなーと思ってたけど、滝川さんが言ってたのかー

あまた流れる情報の中から、最もトレンドなニュースを選びだし、我々に教えてくれるぼんでん。
あまり新聞やニュースを読まない人でも、この会場に来れば世の中でどんなことが起こっているのかは大体把握できてしまうのである。

8.フリーダム系

ぼんでん界にも前衛芸術は存在する。
何故なのか。
どうしてなのか。
理由はいらない。
ドントシンク。フィィィィィィル。
そんな思いで見ていただきたい。

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横手は四方を山に囲まれた街だ。海などない。漁師もいない。しかし大漁旗。でもきっと何かが大漁なのだ。何かが。
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「雪かきおじさん」の裏側が結婚式だった。雪かきの裏で何が起こったのか。何故愛は生まれたのか。そもそも誰なのか。考えてはいけない。めでたいことはいいことだ。

ぼんでんは、人の心の数だけ存在するのである。

■芸術の本質を「ぼんでんコンクール」で知る

今年もこうして数々のぼんでんに出会えたわけだが、どの作品も熱い魂の叫びが聞こえるようなものばかりだった。
技巧そのものもさることながら、そこに垣間見る作り手の苦労や努力のあとが我々の心を打つのだ。
全てをご紹介できなかったのが大いに悔やまれるところだ。

器用な人ならオブジェの一つや二つ簡単に作れるかもしれない。
絵心のある人ならいくらでも写真のような絵を描けるかもしれない。

しかし、「フランダースの犬」でルーベンスの絵がネロの心を救ったように、上手なだけではないプラスアルファが存在してこその芸術なのではなかろうか。

そういう意味では、この「ぼんでんコンクール」は芸術のかたまりだ。

是非一度、その凄さに圧倒されてほしいと思う。

【おまけ~頭飾り以外にもこだわりを見せたぼんでんたち~】

1.「さがり」にこだわりました!
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スタンダードタイプは主に友禅や羽二重などの布地を使用するが、これらは木や麻糸、稲わら、真綿といった天然の素材を利用し、自然への感謝と豊作を祈っているもの。

2.表札にこだわりました!
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表札。奉納の際はこれを持った人が先頭に歩き、神社に着いたら鳥居にバシバシと叩きつけて奉納するのが習わしである(多分、「神、おるかー?着たでー!」という拍手的なものだと思うが)
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で、大概は家内安全、商売繁盛、五穀豊穣といったごく一般的な万人受けする願い事を書くのだが
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ピンポイントで夫婦仲をフューチャーした「婦夫愛和」の願い事が。
これは、奉納先の旭岡山神社が特に「縁結び」「夫婦和合」「子孫繁栄」「安産」にご利益があるという理由からなのだという(そういえば我々の結婚式でもこの神社に祈りを捧げた。調べたらイザナミとイザナギという最強神夫婦が祀られていた)。
また、このぼんでん奉納という行事が、社(女)にぼんでん(男)が突っ込むということで、男女の結合を模したものだという説もあったりして、そうした従来の意味合いやご利益に基づいての願い事にこだわったのだそうだ。
細かい。


(アケヲ)
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横手の「ぼんでん」が芸術の祭典だった その1

横手の小正月行事は「かまくら」が有名であるが、もう一つ忘れてはならない行事がある。
それは「ぼんでん奉納」である。

秋田県内ではこの時期、血気盛んな男衆たちが先陣を争って「ぼんでん」を神社に奉納するという行事が行われている。

各地によって微妙な違いはあるようだが、この行事については横手市観光協会のホームページに載っているものが詳しいので、説明は省略させていただくとして…

このぼんでん。特に横手地域で行われているものは、他と一線を画しているのである。

(今回はBGMにぼんでんうたを聞きながらお読みいただくとより一層臨場感が増します。)


■頭飾りの豪華さを競う「ぼんでんコンクール」

ぼんでんは、神事で使われる「御幣」が変化したもので、竿に「頭飾り」「はちまき」「さがり」といったあらゆるパーツで装飾を施したもの。

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こんなのです

各団体の趣向を凝らしたデザインのぼんでんは、遠目から見ると雪景色の中に咲いた花々のようでもある。
そしてこの地域の人々は、そのぼんでんとともに春の訪れを感じるのである。

で、横手地域のものはこのぼんでんの「頭飾り」の豪華絢爛さを競う「ぼんでんコンクール」なるものが奉納の前日に行われるのだが、その熱の入れようがハンパない。

芸術祭の域なのである。

■何がそこまで彼らを駆り立てるのか―ぼんでん制作にかける情熱

上の写真を見てもわかるように、非常にカラフルで豪華な横手地域のぼんでん。
そのクオリティは年々高まる一方だ。

しかしこれらは特に職人などが作成するものではなく、各団体の有志たちがデザインから作成までを全て手掛けるというのだから驚きだ。
横手にはアーティストがあふれかえっているのだ。
しかも中には「1年がかりで制作」「美大出身のメンバーが本格的なデザインを担当」「あまりに熱を入れ過ぎて、今自分が何を作っているかわからなくなるという無の境地に達する」などという団体もあるという。

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「自分が何を作っているのかわからなくなった」というアーティストの方(いつものおじさんです)

恐ろしいまでの情熱。

そんな彼らの渾身の作品、是非間近で鑑賞してみたい!

というわけで、2/16。
気が付けば、会場の横手地域局前に私は立っていた。

■2014ぼんでんコレクションにみる作品の傾向

「コンクール」というだけあって、各団体のぼんでんは多くの審査員によって評価され、各賞が決定する。
その基準は細かく決められているのだろうが、我々一般の観客たちはそういったことにこだわらずに、各々が感じたいように感じればよいのである。

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難しいことは偉い方々におまかせしてゆきます

ぼんでんコンクールを見るのは小学生の頃以来。当時はあおっぱなを垂らしながら「わー、すっげぇ」と言ってただけの単純なわらしだった私。今回は防寒対策もバッチリ、万が一のためにマスクもつけていったわけだが、中身は相変わらず「わー、すっげぇ」を連呼するわらしだった。だって本当にすごかったんだもん。

しかしそんな純粋な「わー、すっげぇ」の中にも、ちょっとだけ成長があったのか、各作品を一通り眺めていく中である傾向が存在することに気付いた。

その傾向ごとに、今年の作品をいくつかご紹介していきたい。

1.干支そのまんま型

ぼんでんは、小正月行事ということだからだろうか、その年の干支をモチーフにしたものが多い。
特にその干支に関連する伝説や史実などをデザイン化するものが多いが、直球勝負、今年の場合は「馬っていったら馬なんだよっ!」といういさぎよい作品群も存在する。

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馬っ!頭っ!!
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チャグチャグ!
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馬ですよそうですよ

年末の年賀状を書くときぐらいにしか干支を認識しない昨今であるが、ぼんでんを見ることによって、我々はその素敵な日本文化である12の動物を忘れずにいることができるのである。その中でも、特にわかりやすく記号化してくれているこれらのぼんでん。その存在はなくてはならないものである。

そうです、今年の干支はおうまさんです。

2.ロゴ系

かつては多かったとされる、団体のマークをモチーフとしたもの。
その伝統を今も受け継ぐ、温故知新の精神を忘れない心がにじみ出た作品群がこちらだ。

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鳳中学校(私の母校でもある)は廃校になってしまったけれど、その魂と校章は永遠だ
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本町さんのマークは日の丸の扇子。図らずもめでたい感が充満している味わい深い作品
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馬口労町は毎年このマークだが、今年に至っては干支ともかぶって嬉しいダブルミーニング

団体への愛情、伝統の祭りへの敬意、そういった思いをこれからも持ち続けることの大切さを、改めて認識させられた気がした、そんな作品たちであった。

3.神仏系

小正月はめでたい!ということで、おめでたい神や仏の化身などを頭飾りにするものも多い。

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恵比寿大黒舞い踊る!嫁も跳ねる!めでたい!
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神事で使う太鼓!めでたい!
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午年だけに馬頭観音!神仏融合!めでたい!

お神輿においては、神を乗せて激しく揺さぶることでその力を高めるのだというが、これもまたそれに非常によく似ている。ぼんでんの上部でジョヤサ、ジョヤサと振り回された神々もその高められたパワーを十二分に発揮し、きっと市民に平和をもたらしてくれるに違いない。

ありがたやありがたや。

4.武士系

ぼんでん奉納は横手の男の戦じゃい!という、勇ましい己の姿を頭飾りに投影し、武士に仕立て上げたものがこちら。

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伊達っぽい武士!
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源っぽい武士!
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騎馬隊っぽい武士と敵に塩を贈ったっぽい武士!
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とにかく武士!!

ぼんでん界では空前の武士ブームである。
勇猛果敢な武士をモチーフにするのは例年見られる傾向ではあるのだが、今年は特に「武士=馬」のイメージが強かったせいか、多くの武士たちが会場に集った。
軽く歴史の勉強ができそうな勢いである。

それにしても鎧の形状って複雑だ。
よくぞここまで細部にわたって忠実に再現したものだ。
驚異の手先の器用さである。

5.建築系

重厚な日本建築。この国の最も得意とする分野であるが、ぼんでん界でもまたそうした匠の技術が継承されている。

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大豪邸あらわる
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馬、何頭乗っても大丈夫!

ううむ、横手には宮大工がいるのだろうか?と思わずうなってしまう。
完璧な設計とデザイン、そして凝視していると目がシパシパしてくる大胆な色使い。
エキゾチック・ジャパンの粋、ここに極まれり!といった作品たちである。

その2へ続く
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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 後編~その4

■地方メディアの波及力に驚愕

前述の通り、この大会にはあらゆるメディアが取材に来ていた。

そのため、当日はNHKとABSのニュースとして取り上げられ、数秒ではあったが我々もしっかり映っていたらしい(その時の模様は件の懇親会に参加中のためリアルタイムでは確認できなかった)。

そして、翌々日には地元の新聞に名前入りで載ってしまった。

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「新聞に名前が載るなんて悪いことしたときじゃないと起こらない出来事だが、『ほらを吹く』という行為もいわば虚偽罪だからなぁ」とはたくやのコメント

これらのことがきっかけで、一気に大賞受賞の情報は千里を走り、横手市内外の親戚知人からのお祝いメッセージがひっきりなしに届くようになってしまった。

事後
メールの枕詞が「大賞おめでとうございます!」だった日が何日も続いた

また、雄物川地域にのみ配られる「雄物川生涯学習センター報」にもトップで掲載されたことで、雄物川のたくや実家にも様々な声が寄せられているらしい。

お義父さんお義母さん、ご迷惑をおかけしております。

しかも、ダメ出しで忘れたころに市報にも載る始末。

一地域のちっちゃいイベントとあなどってはいけなかった。
地方メディアは、時として恐ろしいほどの影響力を持っている。
今後「宇宙一のばしこぎ夫婦」としての肩書を背負わされた我々には、どんな道が待っているのだろうか。

■「受賞ステージを見たい」という声も上がるが…

この受賞を機に「是非その時の様子を動画で見たい」と至る所で言われるのだが、残念ながら我々の手には動画は残っていない。
もうこれは、当日我々に米を恵んでくださった観客の皆さんだけの特権ということになってしまいそうだ。

ただ、どうしても、どうしても見たいという方があれば、ある程度の人数をそろえていただければ講演に伺います。

各方面からのオファーをお待ちしております。

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トロフィーと、副賞でいただいた芸能の神「天鈿女命(あまのうずめのみこと。天岩戸に隠れた天照大神をひっぱりだした踊り子さんだね)」の写真を毎日拝みながら芸道にまい進しております

■最後に真面目なこと言います

この「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」は、かつて成人の日に行われていた「青年の主張」をベースとした、楽しいまちづくりの提案の場なのだという。

今回我々は「参加賞の食材がほしい」というよこしまな動機で参加したわけだが、「この街を良くしたい、こんなアイデアがある、でも言ったら笑われちゃうかも…」という熱い思いがある人は、是非その思いのたけを、気軽にこの会でぶつけて欲しい。

「青年の主張」は変に堅苦しく立派なことを言わなければ評価されないが、こちらは「笑われるかも…」などと心配する必要はない。いやむしろ、「笑われたもの勝ち」なのだ。

真面目じゃなくても、カッコ悪くても、まちづくりの展望は描ける。

明日のこの街を支えるのは、そんな「ほらふきたち」の突飛なアイデアかもしれない。

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司会のおさむさんと、我々の紹介文を読んでくれた「第三のがくげいかいめんばー」りょうちゃんとともに。いぇーい!

(アケヲ)





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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 後編~その3

■なかなか呼ばれない名前、そして…

まずは、出場したら必ずもらえる「銀河☆☆☆(三ツ星)賞」。
「○番、○○さん!」
「○番、○○さん!」
次々と壇上に登り、額入りの賞状と食材詰め合わせをゲットする出場者たち。
我々の出番は11人中8番目だったので、なかなか呼ばれない。

そして、8番…と思いきや、すっ飛ばされて9番の方が呼ばれる。

あれ?

エントリーしてたの、なかったことになった?

不安に駆られていると、次は準優勝にあたる「優秀賞」の発表。

次こそは…と構えていると、前述の佐川さんが呼ばれる。
すると隣の席で、私の直前に演じ会場を爆笑の渦に巻き込んだ阿部さんという方が、知り合いの観客の方に「おめでとう!」という賛辞をもらっている。
そうか~、おめでとう…

って、やっぱりうちらエントリーから外れてるじゃん!!

なんだよ~、ここまで苦労して緊張して恥かいてご褒美なしかよ~、と悲嘆にくれていると、阿部さんが呼ばれ壇上へ。

その直後、隣の隣の席からにゅいっと手が伸びる。

「おめでとう!」

私とたくやに握手を求める手であった。

へ?

なんのこった?

わけもわからず握手をしていると、壇上ではまだ「優秀賞」の発表中であった。

「というわけで…発表もあと一組となりました…本年度の大賞は『がくげいかい』のお二人です!宇宙一のほらふきはあなたたちです!!」

なん…だと…?

大賞とおっしゃりましたか?

「おい、行くぞ」というたくやの声で我に返るも、壇上へ向かう足取りは夢遊病者のようにフラフラだ。

遠くから「いよっ、宇宙一のばしこぎ(ほらふき)夫婦!!」という掛け声が聞こえた気がしたが気のせいだろうか。

壇上にて宇佐美代表から、賞状とトロフィーをいただく。

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成人してから初めていただいた栄誉が「ほらふき大賞」

そして、ようやく最も欲しかった「横手の食材詰め合わせセット」が今この手に。

…やった。長かった。長かったよ。
これで次の給料日までなんとか生きていけるねおとうちゃん。

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帰宅後開封したらえらいこと豪華でビビった

と、喜んでいるのもつかの間、「それでは、最後に大賞のお二人にはこちらの『ほら錦』を贈呈いたします!」とのアナウンス。

あ、そっか!米ももらえるんだった!!

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観客の皆様の愛のこもった「ほら錦」(もう1袋ある)

会場の皆様、この貧乏夫婦に恵んでくださってありがとうございます。
このご恩は一生忘れません。

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表彰式後の抽選会も盛り上がった

こうして今年の「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」は盛会裏のうちに幕を閉じたのであった。

■懇親会で衝撃の事実を聞く

会終了後、会場の2階にある和室にて行なわれた懇親会では、やんややんやの大騒ぎ。
一生分の賛美を浴びたのは気持ちよかったが、もうこれで人生のピークを迎えてしまったか…と若干落胆したりもしつつ、普段はめったに交わることのない方々との楽しい交流ができた。

そしていろいろと話を聞いてみると、やはり我々はとんでもないところにいたことが発覚した。

優秀賞を受賞した佐川さんは「秋田万歳」の第一人者として「あきた芸能つどいの会」という、秋田県の芸能集団の中枢にいる方。
そしてもう一人の優秀賞、阿部さんは羽後町でグル―プを作りまちづくりをされている方。歴代のほらふき大会受賞者には多くの羽後町出身者がいるのだが、その台本を手掛けいるのがこの阿部さんであり、今回満を持してのボス登場だったのだという。

げげっ。
酔いも一気にさめるではないか。飲んでないけど。

とにもかくにも、中身の濃すぎる1日であった。

イルミネーション
雪の中の帰り道は寒かったがイルミネーションが綺麗だった

しかし、この「ほらふきショック」はまだ終わらなかった。

大賞受賞、その後…その4に続く!


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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 後編~その2

■「横荘鉄道888」、発進!

晴れやかな気分で一旦会場を後にし、自らの舞台の準備を始める。

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久々のフルメイクに、顔の皮膚呼吸ができなくなる

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背後にはサックスを吹く人や武将などがいる。シュールな現場だ

そして一応形ばかりの練習なども行ってみる。
ここまで来たらもう気休めにしかならんのだけど。

緊張
直前の発声練習までうわごとのようで怖かったとは夫の弁(この日両方メガネ着用してたので、どちらがどちらやらわからないイラストになってしまい、一応名前を入れている)

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「きっと勝っと」「寝てても落ちないコアラのマーチ」と同類に位置する芸人にとっての必勝アイテム「ばかうけ」も食った

そしてその時はやってきた。

直前の演者さんが取った観客の大爆笑の余韻が、会場外にも漏れている。

いやがうえにも高まる緊張感。

そしてかかる「『がくげいかい』さんの登場です!」という声。

いざ、出陣!!

■あっけなく、充実した10分間

出囃子は、某消臭剤のCMでもおなじみのミゲル君による「銀河鉄道999」。
ピロピロピロ~♪というイントロを遮るように、鉄道員の如くピュイ~!とホイッスルを吹くと、観客の目が一気に私に注がれる。

心の動揺を決して見せないように、堂々とレッドカーペットを歩く私。
小道具のスライドの調整もバッチリというたくやの笑顔を確認し、登壇。

そこからの10分間は、「案ずるより産むがやすし」とはこのことか!と言わんばかりに、あっけなく過ぎ去って行った。

どうにでもなれ

無欲のオンステージ

「本日はお足元の悪い中、モノズキたげでお集まりいただきありがとうございます」というつかみの一ネタが受けたことに気を良くした私の口は止まらない。

「横荘線」や「笑顔の街で『ははは』」という雄物川住民にとってはなじみ深い言葉、要所要所で差し込まれるベタベタなボケ満載のスライド。

ホームランはないにせよ、確実なヒット、送りバントの組み合わせにより得点をものにしていった。

たくやのラストコールの最中に、制限時間1分前を知らせる太鼓が鳴る。
しかし「このドン!という音は、我々を祝福する花火の音なのだ」というイメージトレーニングが功を奏した。
たくやは動揺せずに「出発進行!」という力強い言葉を発し、全てが終わった。

ステージ終了後、審査員の先生からの総評を頂く。
この審査員の皆さんというのが、現役市議さんや元学校の先生など、雄物川の重鎮と呼ばれる方々ばかり。
その的確かつ地味に辛辣なご意見は、THE MANZAIにおけるオール巨人師匠を彷彿とさせるほどである。
我々の総評は、元学校の先生の小西さんが担当してくださった(ちなみに小西先生は私の小学校時代教頭先生だった方だ)。
「いや~、横荘線、私実際に乗ってましたので、どんな話をするんだろうと思って聞いていました~。(中略)私も是非この鉄道会社で働いてみたいと思いました~。」と、好意的なご意見を頂くことができ、まずは一安心。
これで場の空気をシラケさせるようなことはなかったというお墨付きをもらったも同然だ。

やるべきことはやった。
任務完了だ。

あとは授賞式で、大量の食糧が入った紙袋をもらって帰るだけだ。

その後、同時開催されていたバザーでタオルなどを購入していると、「明道塾」の代表宇佐美さんに声を掛けられる。

「いや~、お疲れお疲れ!すごく良かったよ~!!」

あれ、褒められた…?


■高レベル揃いの今大会、審査は難航する

授賞式があるので、再び出場者席へ着くと、会場はライブ会場と化していた。
控室でサックスを吹いていた石川さんによるオンステージが行われていたのだ。

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ミラーボールが回る会場で、エロティックな大人の音色が響き渡る

審査員が別室で審査している最中の余興として行われたものだが、これだけでお金を払ってでも聴きに行きたいほどの素晴らしさ。
なんという贅沢なイベントなんだろう。
しかも、予定よりも多く演奏してくださるという大サービス付き。

その後、宇佐美代表の挨拶、「あきた芸能つどいの会」初瀬会長の挨拶などが続き、気が付けば随分と時間が経っていた。

あれ…ところで予定時刻から大幅に押している模様ですが、授賞式は…?
食料はいつ頂けるんでしょうか…?

「え~、ただ今審査が非常に難航している模様です。もうしばらくお待ちください。」

難航するほどの大混戦。
受賞を目的としていない我々は他人事のように「ほぅ、それほど高レベルの争いだったのか~。ちゃんと全員の舞台見たかったな~。今回の参加賞の食材何かな~」などと、のんきに他の出場者と雑談を楽しんでいた。

すると間もなく、神妙な面持ちの審査員が列をなして会場に入ってきた。

いよいよ食材授与式、いや、授賞式だ!

そして衝撃の結果発表へ…!その3へ続く!
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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 後編~その1

【前回までのあらすじ】
年末年始の出費による飢餓状態を打破すべく、「ほらをふけば横手の食材詰め合わせがもらえる」という夢のようなイベント「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」に参戦することにした私アケヲと夫たくや。ユニット名を「がくげいかい」としエントリーするも、技術の未熟さは否めなかった。本番当日、控室で待ち構えていたものは話術に長けたベテラン勢たち。しかもたくやが衣装を忘れるという大失態をおかす。
果たしてこのピンチの中「がくげいかい」は無事舞台を終えることができるのか―。

今回はその続きです。

なんのこっちゃ?な方は、こちらからお読みください


■入場、失意、そして悟り

満腹になった途端に睡魔が襲ってきたが、そんな暇はない。
「はいはーい、出演者の皆さん間もなく入場でーす。」というスタッフの声が聞こえてくる。
慌てて駆け付けると、既に会場内、満員御礼であった。
司会者の進行も始まっている。

促されるままに出場者一同行進し、壇上へ。

あぁ、客が見ている、見ているよぉ~。

そしてふと目に入ったプロ仕様のカメラの数々。
聞くとテレビ局や新聞社も取材に入っているという。

かくして、全県規模で恥を晒すことになった我々。
しかしもう引き返せない。ここまで来たらやるしかないのだ!

一同、紹介を受けたのち降壇。
出場者席へと移る。

冷静と情熱の間
リアル「冷静と情熱の間」

主催者の「明道塾」代表、宇佐美さんのウィットに富んだ挨拶、横手市長のユーモアのある挨拶などが続き、ちょっとだけ緊張がほぐれる。

が、それも長くは続かなかった。

佐川御大
全てをあきらめた瞬間が訪れた

観客のボルテージも最高潮、もはや待ちきれないといった空気の中、早速出場者のステージが始まった。

そこで控室で耳にした「秋田万歳の第一人者」という佐川篤御大の圧倒的なステージを目の当たりにしたのだ。
昨年、初出場にして優勝をかっさらっていったという凄腕。
まさに「お笑いモンスター」という形容がふさわしいほどに、話術・内容・空気の読み方に至るまで全くの隙がなかった。

あはは、吹っ切れた吹っ切れた。

本来の目的を見失って、気が付けば横手お笑い界の地位を確立しようとしている自分自身が恥ずかしくなった。
そもそもの土俵が違うのだ。
何を勘違いしていたのだ。

違うだろう、がくげいかい。
お前たちは食料が欲しいのだろう。
雄物川住民として地域のイベントを盛り上げるための要員だろう。
お客さんが笑ってくれるかどうかなんて、その時の運だろう。

悟った。

米はいらない。

もうじき訪れる10分間、会の進行を破壊するようなステージを踏まなければ、任務は完了するのだから。

いよいよ「がくげいかい」、舞台へ!その2に続く!
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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 前編~その3

■会場も参加者も「本気」と書いて「マジ」だった

さて、迎えた本番当日。
我々は決められた時刻の1時間前に会場入りをした。
前日までの豪雪による交通障害を懸念したのと、会場の様子をあらかじめ確認し、スタッフとの打ち合わせをしっかりとしておきたいという思いからであった。

なんだろう、素人のくせにやってることだけは一応一流の舞台俳優のようなこの行動。
やる気、みなぎりすぎ。

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入り口付近のポスターは、本格的な寄席のようだった

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しっかり名前が載っているところを見て「よし、食材は間違いなくもらえる!」と喜ぶさまは、一足早い合格発表のようでもあった。応募申込みしただけなんだけど

会場の中に入ると、「ほら錦」なる張り紙と米の入ったボウルがひときわ目立った位置に鎮座していた。
実はこれ、観覧料なのだ。
観客は入場の際、コップ1杯の米を観覧料としてここに差し出す。そして、その代わりにイベント内で行われる抽選会のチケットを手にすることができるのである。
そしてこの集まった米は「ほら錦」として優勝者に副賞として授与される。
このイベントの代名詞ともいえる画期的なシステムであり、雄物川において「正月に米もらった」は「ほらふきで優勝した」という意味になるのだ。

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各農家が丹精込めて作り上げた最高級ブレンド米が今ここに完成する

当初は「参加賞の食材のみ」を目当てにしていたが、じゃんじゃん集まる米を目の当たりにし、若干の欲が出てきた我々。

この際目指しちゃいますか、優勝!

しかし、世の中そうは甘くなかった。

ひかえしつ
控室での衝撃的な会話に動揺するにわか素人芸人

こんにちは~、食材(あわよくば米も)くださ~い、とへらへら控室に入る我々の前に立ちはだかったのは「この道何年もやってます」という風体の、ベテランのオジサマたちであった。
豊富な人生経験から繰り出されるであろう数々の笑い、そして観客の年齢層に近く最も共感を得やすいというポテンシャル。
しかも耳をすませば「秋田の芸道で第一線を走っている」というようなプロの重鎮までいらっしゃるという。

ああだめだ、米はもらえない。
いや、もらえなくてもいいけど、明らかにこの場では浮きまくっている。なんだこの微妙な居心地は。
さながら「『笑点』レギュラーの控室に迷い込んでしまった入門3日目の落語家」の気分だ。

お茶とか出さなくていいのかな。
座布団温めておかなくていいのかな。
「師匠、勉強させていただきます」って挨拶すべきなのかな。

様々な思いが逡巡している最中、たくやがとんでもないことを言い出した。

「俺、衣装忘れてきた…」

なにぃぃぃぃ!!

「い、いいよ、どうせ最後の一言だけだし、そのままの衣装でいけるって!」という私の説得も顧みず、「いや、行ってくる!その間ちゃんと打ち合わせしててね!」と脇目も振らず会場を後にしたたくや。

この大師匠たちに囲まれた控室に、すっかり緊張でメタメタになっている私を残して去るというのか。
一瞬だけ予定外の衣装で出るリスクと、弱った精神状態の演者を出ずっぱりにするリスク、どちらが大きいかは一目瞭然のはずなのに。

知らんからなー!!本当に知らんからなーーー!!!

わすれもの
アパートまであっさり帰って行った

こうして取り残された私は、師匠たちが雑談をしている隙をついて、控室から一旦退出することにした。

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玄関には樽酒。飲んで酔っ払ったらこの緊張も解けるだろうか

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野菜や乾物を販売する物産コーナーもある。フリーダム。

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「きぼう」…今のおばちゃんに今一番ほしい言葉だよ

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熊もいた。熊好きの私、大いに満足

寄り道もほどほどに、決戦の場であるホールへ向かうと、そこには「ザ・演芸場」の空気がムンムンに漂っていた。
こんな立派な舞台、果たして素人が踏んでいいのだろうか。

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観客の間をぬってレッドカーペットを練り歩き、壇上まで行くシステムだ

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受賞者へ渡されるトロフィーと盾にも本気度がうかがえる

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この大量の紙袋は抽選会の景品。空くじなし。コップ1杯でここまでもらえる上に、初笑いもできるのだ。観客の側で参加すりゃ良かったか

■カレーがうまい

ふらふらと会場内をさまよっていると、笑顔でたくやが戻ってきた。
「いや~お待たせ~、思いのほか早く着いた~、腹減ったよ~」

こやつめ、こちとら不安で押しつぶされそうだって時に、腹減ったなんてのんきだなオイ。

と思った矢先、私の腹も怪獣の雄叫びのような音を立てた。

そうだった、気が付けば時刻は昼を過ぎていたのだ。
飯を食らおう。

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真夜中に見たらテロ扱いされる画像

関係者用の昼食はカレー。このカレーがまたびっくりするほどおいしいのだ。
そりゃあもう、生涯で出会ったカレーの中でも5本の指には間違いなく入る。

たくやに至っては、私が作るカレーよりもお気に入りなのか、一心不乱とか無我夢中といった様子でワシワシムシャムシャと食べまくっていた。
その早さたるや、私が1杯食べきるかという頃には2杯目を完食していたほどだ。

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3杯目もいけそうな気がしたが我慢した人。それほどまでに美味。

なので、この絶品カレーを食べたいという食いしん坊も是非この大会に参加すればいいと思う。


いよいよ「がくげいかい」舞台へ!!この続きは次回、「食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 後編~その1」で!
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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 前編~その2

■食料がほしければほらを吹け!「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」

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仰々しさとゆるさが共存するイベント名だ

「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」。
これは横手市雄物川町で毎年1月中旬に開催されている「笑い」のイベントである。
「雄物川明道塾」という団体が20年以上の長きにわたって行っている、由緒正しき「雄物川の行事」なのだ。

趣旨によると「どんなに辛く苦しいことがあっても、『笑い』があれば幸せは訪れる。銀河系宇宙の繁栄のために、地域おこしのためのアイデアや夢を壮大に語ってもらう」ということのようだ。
つまり、その「地域おこしのためのアイデアや夢」が壮大かつ現実離れしていればいるほど、それが「ほら」になるということなのだ。

食料獲得は別にしても、日頃から横手の将来についての妄想をライフワークとしている我々にとって、これほどまでに用意された舞台がかつてあっただろうか。

嗚呼、雄物川はなんていい街なんだ。

■身の程知らずの経験者だった

実は我々は過去に出場経験があった。

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大変立派な出場要請依頼文書にも「これまでにご出場された皆様」の文字が

「地元雄物川のために、何か貢献したいんだ~!」という夫たくや(当時はただの相方)の熱意にほだされ、「しょぉがねぇな」とユニットを結成したのが2年前。
何のつてもない我々が「出場させてくれ!」と申し込んだことは、関係者にも大きな衝撃を与えたらしく、夫は問い合わせの電話で「えっ、ほらふき出るんですか?!」と驚かれたという。

そんな意気込みで申し込みをしたはいいが、私が人前で演芸を披露するのは、幼稚園のおゆうぎかいで「マッチ売りの少女」のおばあちゃん役を演じた以来。たくやに至っては記憶すらないという。
そんなど素人演技で果たして出場しても良いものか?という疑問と不安はあったものの、ユニット名を「がくげいかい」としたことで「我々はよくできて小学生の学芸会レベルの演技しかできません」という宣言をし、逃げ道を作ることで体裁を整えて挑んだのであった。

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うっかり賞をもらってしまったが

なお、この時は嬉しい誤算というかなんというか、初出場にして準優勝に相当する優秀賞獲得というおまけまでついてきた。

しかし受賞はともかく、その時に参加賞としてもらった数々の「横手の味覚詰め合わせセット」の異常なまでの豪華さに対するインパクトのほうが大きかったのである。

「舞台の上で数分間ほらを吹けば食料ゲットだぜ!」

何かこのイベントに対する姿勢としては間違っているような気がするが、こちらは真剣だ。
恥も外聞もかなぐり捨てて、生きる糧を手に入れることにしようではないか。

(ちなみに2年前の我々の痛々しい初々しい演技の様子はコチラから見ることができる。)

■参加賞狙いのわりには、ガチで準備をすすめていく我々

そんなわけで「豪華食材を手に入れるためのチケット」=「参加申込書」を11月下旬につつがなく提出した我々。

今回は受賞にはこだわらず、あくまでも食料を手に入れるだけのために参加するとはいえ、一応人様にお見せしても恥ずかしくないレベルまでには持っていかなくてはなるまい。

しかし、そこからがなかなか大変なのだ。

・演技の形式は?
・脚本のテーマは?
・ターゲットとする客層は?
・衣装及び小道具は?

これらを決めた後で台本を作成し、さらに練習だ。
しかも互いに仕事を持つ身。
限られた時間の中で、舞台経験はほぼないに等しい我々が「人様に見せられるレベル」にまで達しなければならないのだ。

ねてもさめても
だもんで「寝ても覚めても」ほらの話。しかも真剣に。なんだこの夫婦

奇妙な夫婦生活を過ごすこと数日、なんだかんだで方向性が見えてきた。
過去の経験や綿密なプロファイリングの結果、導き出されたのは以下の項目だ。

1.審査員・観客ともに年齢層は高め。シュールなものよりベタな笑いで攻めるべし。
2.要綱にのっとって「壮大なまちおこし」の提案をすべし。
3.雄物川町のイベントなので、地元ネタに特化すべし。
4.過去の受賞歴から、コントや掛け合いよりもスタンダップコメディ方式をとるべし。

これらを踏まえて、台本の大枠は私アケヲが書くことになり、推敲および小道具準備は夫たくやの役割となった。

IMG_1642 (2)
書けた―!!アケヲちゃん天才!(自画自賛)

テーマは、40年前に雄物川町を走っていた「横荘線」。
雄物川町の交通機関の充実をはかるべく、この路線を復活させ、横手のグローバル化、豪雪対策、高齢者対策、果ては雇用対策をも解決しようという、改めてあらすじを文字で起こすと面白いんだか面白くないんだかさっぱりわからないネタだ。

「横荘線」というある一定の年齢以上の雄物川住人にとっては懐かしく親しみやすい題材、あらゆる諸問題に対する解決策をこれでもかこれでもかと詰め込んだ内容ということで、上記の項目は一応クリアさせたつもりだ。

推敲担当のたくやも、納得したのか時間がないゆえの諦めかは不明だが「これでよい」とあっさりGOサインを出してくれた。

そして演者は「俺は仕事が忙しすぎてセリフ覚えられないし、仮にもラジオでパーソナリティやってたしゃべりのセミプロのあなたが適任だろう」と一方的に通達され、反論できぬまま私が担当することになった。

ひぃぃ。なんだってぇ。
そうと決まったら練習だ練習だ!

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理不尽な任命に対する怒りを練習にぶつけ、気持ちとは裏腹に日に日に精進していく私

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最後の一言だけ俺がやる!ということで、一応練習する夫

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小道具としてスライドを用意することにした。作成は夫たくや。当日も操作してくれるから仕事の分量的には演者とおんなじです。念のため。

台本完成からおよそ3週間。
「素人演芸としては見られるようになった」「もうこれ以上の上達は見込めない」「ていうかそもそもの目的は食料ゲットだったはずだから気負う必要はない」「うつろな表情でうわごとのようにセリフを練習するアケヲが怖い」といった理由から、この演目は一応完成ということになったのであった。

さぁ、あとは野となれ山となれ。
本番当日まで体調を整えて、万全の態勢で臨むまでだ。

この後、いよいよ会場入り!その3に続く!
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食料が欲しければほらを吹け!~「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」参戦記 前編~その1

年末年始は何かと物入りだ。
年賀状の準備、お歳暮の準備、お年玉の準備など、出ていくお金にはキリがない。

以前、年末年始に実家ではっちゃけていたら、自宅アパートの米が切れていたことに気付かなかった。
冷蔵庫の中も、ほぼ調味料しかなかった。
「だったら買い物に行けばいいじゃないか」とはいうものの、すでに我が家の支出のキャパは超えていた。
その年は、実家からもらった年末年始の料理を細々と食いつないで生活するという、実につつましい生活を余儀なくする羽目になってしまったのであった。

さて、今年はそんな事態は避けなければならない、どうしたものかと思案していると
「参加しただけで横手のありとあらゆる食材が手に入り、運が良ければ米一俵以上ももらえる」
という夢のようなイベントが1月中旬に開催されることを思い出した。

おお!それだそれだ!!

一も二もなく参加することにした。

■年末年始の豊かな食生活はすべて幻

年末年始は魔物だ。
次から次へと繰り出されるごちそうの数々に、ずっとこの生活が続くものだと勘違いしてしまう。
今年もそうであった。

IMG_1609.jpg
年末、実家から呼び出しをくらい、何事かと駆け付けたら台所にはこれが用意されていて

くぱぁ
マダラのたらこをくぱぁさせられて

IMG_1635.jpgIMG_1638_2014011412344730c.jpg
司令官(母)の指導の下、調味料、くぱぁしたたらこ、細切りにした人参、しらたき、調味料などを鍋にぶっこんでひたすら炒り続けること1時間

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横手の正月の郷土料理「ほろほろ」が出来上がった

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年始は夫・たくやの実家にて納豆をすりつぶし(ている義父を横から眺め)

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さらにすりつぶし(ている義父と息子たくやの親子愛を眺め)

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いものこと山菜類を煮込んだのち

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味噌とすりつぶした納豆を加えれば

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納豆汁の完成である(嫁、ほとんど仕事せず)

親子の愛情を確認しながら受け継いだ料理に舌鼓を打ちつつ、激動の2013年を振り返り、希望に満ちた新たな年を迎える。
それはそれは穏やかで、有意義なひと時であった。

しかし、それもひと時の儚い幻であることを我々は知っている。
案の定、アパートに帰ればひもじい生活が待っているのだ。

今年こそは、エンゲル係数は低くとも豊かな日々を過ごしたい。
そんな意気込みで、後ろ髪をひかれる思いで実家を後にし、件のイベントに備えることにした。

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夫実家の豪華おせちもすべて幻

さて、そんな「食料ごっそりいただけちゃうイベント」とは一体何なのか?!その2へ続く!
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プロフィール

OFFICE WAY

Author:OFFICE WAY
ひょんなことから結成された、はいぱぁくりえいたぁ集団。
真面目な学習系セミナーからお笑いの舞台までオールマイティにこなし、地元秋田県横手市に笑顔をもたらすことを生業とする。
「真面目に馬鹿をやる」が座右の銘。

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