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「ヨソモノ」歴33年のベテランに聞く!横手を楽しむ3か条

ここに、生まれも育ちも違うのに、誰もが横手地域出身だと信じて疑わない一人の男がいる。
自身もこの地をこよなく愛し、地元民以上に横手地域での生活を楽しんでいるという。

「横手を面白おかしく楽しむ術」を伝授すべくこのブログを立ち上げている者として、是非彼の話を聞いてみたい。

というわけで、突撃インタビューを敢行した。

■「彼」とは、何を隠そうアケヲ父である

「ヨソモノ」歴33年の彼は、アケヲの実家にいる。
父である。

IMG_1174.jpg
アケヲ父・光雄さん(65)。この日は農作業のため4時半起きだったらしい。眠気が最高潮の時にお邪魔してしまったため、この表情

彼は、リンゴの生産で有名な旧平鹿郡平鹿町醍醐の出身。

現在では市町村合併により当地区も横手市となっているが、当時は行政区も違う別の街であった。
しかも、彼が幼少の頃はそれほど交通機関も発達していたわけではなく、往来も頻繁ではなかったため、横手地域はあまりなじみのある地域ではなかった。

「横手地域は隣の街」というだけの薄い認識のまま、中学卒業と同時に集団就職のため上京。
15年ほど東京で働いたのち、彼の姉(アケヲにとっての叔母)の計らいで横手地域に住む母と見合いをし、なんだかんだで結婚。

そしてようやく婿入りという形で、この横手の地を踏むことになるのである。

その時の父の年齢は30代前半。
人生を形作る上で最も重要な10代~20代を他の地域で過ごしてきた者にとって、いきなり見ず知らずの土地で生活するというのは様々な戸惑いや葛藤があったのではないだろうか?

IMG_1181.jpg
え?なにそれおいしいの?よくわかんないんだけど

あっさり否定だ。

ましてや「『ヨソモノ』に対して排他的」と評されがちなこの横手の地で、どうやって地元民以上に地元民になることができたのだろう。

■横手を楽しむ三か条を語ってくれた

●横手を楽しむ掟 第一条:まずは迎合せよ。

父曰く、「外部の人が横手を『ヨソモノ』に対して排他的と思ってしまうのは、地域を知る前に自分の物差しで行動してしまうからではないか」とのこと。

父はまず、近隣に住む親戚との付き合い方・町内の運営の仕方など、地域に住むために必要な知識を徹底的に吸収することから始めていった。

無論その中で「なんでそんなやり方するかなー、東京じゃもっと効率的にできるのにー」というような疑問も多々あったという。
しかし、効率が悪くとも、それはそれまでの試行錯誤の中で生み出されたその地域にとっての最善の方法。
それに、都会の成功例が、そのまま地方に通用するわけではないのだ。
そこで頭ごなしに批判するのでは軋轢を生むばかりである。

要領が悪いのは悪いなりに理由があるのではないかと考え、まずはそのやり方に従ってやってみることが重要だという。その後、状況の変化等に応じてやり方をカスタマイズしていけばよいのだから。

IMG_1198.jpg
思いがけず真面目な話になってしまい、はた目には説教を食らってるようにしか見えないインタビューの様子

そして、そうした地域での過ごし方を教えてくださる地域の諸先輩方には「自分がこれから住もうとするこの横手という街を長い間形作ってくれてありがとう。自身を受け入れてくれてありがとう」という、感謝や敬意の念を忘れないことも肝心だという。

その恩を還元できるように地域のために尽力した結果として、現在のような「地元民以上に地元民」という状態になったのも大きいようである。

地域外から来た『ヨソモノ』であるということは変えようのない事実であるが、その地域を理解し、その地域での過ごし方を学び、実践していくことで地元民になることは可能なのだ。
「『郷に入っては郷に従え』の気持ちを忘れちゃなんねぇ」という父の言葉が印象的であった。


●横手を楽しむ掟 第二条:誘いは断るべからず。あらゆるものに興味を持つ「モノズキ」になるべし。

おっと、序盤から思いがけず堅い話になってしまったぞ。

「難しい話は苦手だ」というから油断していたら、いきなり核心に迫る話になってしまったではないか。
お父ちゃんのうそつき。

ではここでちょっと閑話休題。

下内町
生まれてこのかた街の外になんか出たことねぇ、と言わんばかりの着こなしっぷり

写ってしまった人
おかげでいつぞやの祭りパンフレットに写りこんでいる始末

父のことを人は「あのお祭りの人でしょ」という。
なんだか「ハムの人」と年末になるたびに言われまくっている別所哲也を思い出してしまうが、もはや父のアイデンティティは「横手の祭り」と化しているのであった。

父自身もそう呼ばれることに対してまんざらでもないらしく(いや、むしろ喜んでいるといっても過言ではない)、夏の送り盆祭り・冬のぼんでんへの参加、そして町内が会場となっているかまくらの裏方として年がら年中駆けずり回っている。横手地域の3大祭りフルコンボである。

そんな父の姿を見続けてきた娘の私の感想は一言、「モノズキだよなぁ」である。

町内で送り盆の屋形船を出したり、ぼんでんを作ったりしているからといって、町内中の男衆全員が参加しているわけではない。もはやここまで熱心な人のほうが稀である。

「モノズキ?大いに結構じゃないか」と父は語る。

IMG_1182.jpg
「横手、超楽しい!!」を身振り手振りで表現する人

繰り返しになるが、こうした地域の祭りがあるからといって町内中の人々が全員参加しているのではない。しかし、決して一部の人々が制限をして門戸を狭めているわけではない。むしろここ数年のメンバーの高齢化問題は深刻で、今すぐにでも新規メンバーを欲しているのが現状なのである。

「それぞれに考えや事情があるだろうし強制はしないが、まぁせっかく誘ってるんだし、なんでもやってみたら楽しいわな」

父がこうした地域の活動に参加するようになったのも、誘いを断らずにとりあえず何にでも顔を出してみるところから始まったのだという。

彼が一番最初に参加したのは、当時活動していた町内の野球チームだったという。
「あそこの家の最近来た婿が、若くてイキがいいのでメンバーとして迎えてはどうか」という話があったかどうかは定かではないが、メンバーであるところの町内の重鎮に「おい若ぇの、野球の心得はあるか?」と声をかけられたのがきっかけだったそうだ。
心得というほどの心得はなかったものの、運動神経にはそこそこ自信があったので「はい、やらせてください」と二つ返事で了承。
まぁ~、エラーしても所詮は趣味の領域、「えへへ、ごめんなさーい」で許してもらえるだろうし、目立って名前覚えてもらえるだろうなぁ~ぐらいの軽い気持ちで参加したものの、うっかり勝利につながる活躍をしてしまい、逆にいい意味で「誰だあいつは」と目立ってしまったのだという。

その後はとんとん拍子で「青年会に入れ」「子供ができたなら子ども会に入れ」「送り盆の担ぎ手になれ」とスカウトの嵐。そのいずれに対しても父は「は~い、何でもやりま~す」と参加していったそうだ。

外部から来た人は「いえいえ、私なんかよそから来た者ですからそんなたいそうなことは…」と妙に遠慮してしまいがちだが、遠慮する必要はどこにもないのである。

チャンスがあるのにそれをふいにして、「横手には何もない。つまらない田舎だ」というのは見当違いも甚だしい。

元々楽しいことが用意されているのではなくて、楽しいことは自ら率先して見つけていくのである。

「横手を楽しみたくば、『モノズキ』たれ」

最近では地域の祭り以外にも、社交ダンス・ゴルフ・ネオテニス(バドミントンのラケットで柔らかいボールを打ち合うニュースポーツ)なども率先して活動している。

彼の「横手での楽しみ」への探究心は、まだまだ尽きることはない。


●横手を楽しむ掟 第三条:自分が培ってきたノウハウは後世にも伝えるべし。

そんな「横手の楽しみ」を、父は自分のものだけにしたくないと語る。

かつて自分が「おい若ぇの」と誘ってもらったように、次世代の若者や、地域に住んでいながら参加できていない人々にきっかけを与えていきたいのだという。

それは目下の悩みとして存在する、「地域行事の後継者不足」という問題も大いに関係しているのだが。

今年の2月、町内ではぼんでん奉納を引退する予定であった。
理由は、担ぎ手の高齢化。
それまでどうにかこうにか頑張っては来たが、奉納の際にあまり激しいアクションを起こすこともできず、周囲の目が「ジャイアント馬場の還暦試合」を見る時と同じになってしまったため、限界を感じたのだ。

しかし、それに待ったをかける者が現れた。
担ぎ手としてたびたび参加していた、かつてこの町内に住んでいた若者であった。
「正直諦めていたし、やる気もなかったんだけどね。でも若手に泣きつかれたらやらないわけにはいかんでしょ」

横手のぼんでんは、その頭飾りの豪華さを競う行事でもあり、各町内が1年がかりでその作品を作成する。
当然、不参加を表明していた当町内は用意をしていなかった。
そこで、とりあえず昨年のものをメンテナンスし、何とか体裁を整えて今年のぼんでんも無事奉納することができたのだという。

頭飾り
ぼんでんの一部。2月のある日実家に帰ったら、父がこれの金色の部分の貼り替え作業をしていた

若者が自主的に地域の行事を継承したいと言ってくれた気持ちはすごく嬉しかったという。
しかし、ぼんでんを作成する準備段階は他人に任せて、おいしいところだけ参加したとて、それは本来の継承にはなっていないのではないかと父は語る。

今後は、行事の当日の華やかな部分だけではない、準備の段階からの参加を促し、そこに込められた意味や思いも感じ取ってもらいたい。かつての自分が見ず知らずの土地で、その地に根差した住民の思いを十二分に感じ、身も心もこの街の人間となっていったことを伝えていきたい、とのことであった。

■有意義な親子の会話でした

これはあくまでも一人の「ヨソモノ」の一例であり、各土地柄や状況などによってすべてが当てはまるとは限らないかもしれない。
しかし、これは「ヨソモノ」はもちろん、昔からの市民にとっても、この地での充実した生活をしていく上での、なんらかのヒントになるのではないだろうか。

その地を知り、楽しみ、伝える。

このブログもそうありたいと、身の引き締まる思いがした。

IMG_1215.jpg
インタビューのお礼は、ゴルフ好きの父へポロシャツとリストバンドをメタリックな包装で差し上げた。というか、この日は父の日だったので兼用とさせていただいた。長生きしろ。




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Tag:コネタ  Trackback:0 comment:2 

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プロフィール

OFFICE WAY

Author:OFFICE WAY
ひょんなことから結成された、はいぱぁくりえいたぁ集団。
真面目な学習系セミナーからお笑いの舞台までオールマイティにこなし、地元秋田県横手市に笑顔をもたらすことを生業とする。
「真面目に馬鹿をやる」が座右の銘。

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